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スマホと人類の指の話

執筆者の写真: bunkeiedison
bunkeiedison
2019年7月3日
読了時間: 3分


何だってヴィンテージはカッコいい


ケータイ電話を買い換えた。

店に行かずに自分でネットで手続きするやつやったけど、なんとか無事に。

もう携帯ショップの店員と話さなくて良いのか。

怖いんやもんあそこの人ら。カモやと思われてそう。


前と比べりゃ安上がりのくせに、スマホのサイズは大きくなった。

今ってコンパクトなヤツの方が少なそうやな。

前買い換えたときはポッケに難なく入る大きさのでも割と選択肢があったような気がするけど。



スマートフォンのサイズがデカくなるこの兆候、おれは密かに安堵しとる。


初めはショルダーバッグみたいやったのが開発されてリモコンサイズになっていき、折りたたみ式を経て、使い勝手の良いiPhoneが出て…っていうつい最近までのケータイの進化の過程では、電話のサイズはずっと小さくなっていくばかりやった。


アレ、あのまま縮んでいって最終的に名刺くらいのサイズになるんちゃうか…って、文系エジソンたるおれは密かに危惧しててん。


暮らしの中で頻繁に触る道具が縮んだら、それを使いこなす人間の手のサイズや指の長さもその環境に順応して縮んでいくのでは?って。


動物の進化の歴史もそうやん。

水の中で暮らす環境が厳しくなれば水陸両用の造りを持ったヤツが出てきたり、空を飛びだしたり。

地球が寒くなったらそれから身を守る毛皮が発達したり、体が大きくなったり。

そういう環境の変化に追いつけなかった種類は絶滅していった。


その昔からの理を、この急速にいろんな技術があほみたいに効率重視で開発されていく現代にあてはめたら、あながち間違っちゃいないやろ。

現代人が電車でも便座でも湯船でもいじくるほど握りまくってるスマホのサイズが小さくなってって、普通の手のサイズじゃ逆に使いづらくない?って感じ始めたとき、スマホのコンパクト化が止まらなかった場合は、逆に人間のフィジカル側がそのコンパクト化に順応しようと発達してたに違いない。


スマホなんてほぼほぼ親指がメインやから、親指だけはある程度いまの手の形のまま、他の指は4本もいらんから何本かくっついたり。

究極は、ドラえもんの手に親指だけ生えてるイメージやね。この世からじゃんけんは無くなる。

字を書くのはどうする?メシ食うのはどうする?そんなもん、その頃にはわざわざ手書きでモノ書いたり手を使って食いもんを口に運んだりすんのは火打ち石使って火起こすくらい廃れてるよ。


スマホはまぁ再び大きくなってってるからええわ。

現代の技術って、ほとんどがコンパクト化とか省エネ化目指してるやん。

車はなるたけ小さい箱にたくさん積めるのがいいし、戸建だって狭い土地をフル活用できる工夫があればありがたい。腹持ちするけどカロリー少なめ。

そういうの、やり過ぎたらどっかの時点で、人間の遺伝子の意識が目覚めちゃうと思わんか。

「…ちょっと待てよ、これおれらの体が小っさくなったらもっと広々過ごせんちゃう?」って。


モノが豊富にあるし、食うものにも困らない飽食の時代やから、今後も日本人の平均身長は伸びてくと思ってる人が多い気がすんねんけど、おれは絶対どっかで縮んでくと思うわ。

たぶん低身長で小回りの利く人間こそ「スマート」みたいな価値観に変わるんちゃうかな。


技術の開発にもどっか「遊び」や「しろ」を残しとかなあかんと思うけどな。

「粋なデザイン」なんて死語になるで。



まァ少なくとも、おれのスマホは大きめになったんでおれの指は大丈夫や。

ギターも弾いてるし縮んだら困んねん。






何もかも根拠は無いからね。感性で書いてるから。



※参考







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